今日は比較的涼しかったですが、暑い日々が続いていたので、
気分転換にブログのデザインをクールな感じに変えてみました。
引き続き「城市人館」のご紹介です。
この「城市人館」の中でも、個人的に好きなエリアが、
これからご紹介する「家居」(家庭)エリアです。
このホールには無数のモニターがあって、6ブロックに分けられて
各家族の生活を朝から晩までの映像を、同時進行で紹介して
いきます。
例えば、夜になると各家族が順々に寝始めて、朝になると
それぞれ仕事の内容によって、朝4時に目覚める家族や、
普通に7時ぐらいに目覚める家族など、ホールの中心に
立って、それぞれの家族の様子をみていると、各国に
よってそれぞれ生活様式が違ってみえるので、とても
興味深く観察できます。
各国、各都市の電気や水道、電話、排水の普及率等のデータを
織り交ぜて紹介されているので、とても勉強になります。
ここは「工作(仕事)」エリアですが、多くのモニター上では
各国、各都市の仕事ぶりを紹介しています。
朝何時に出勤するとか、夜何時帰宅するとか、
各都市ごとにお国柄が出ていて、昼休みが
2時間あるところとか、仕事なのか、遊んで
いるのか、分らないようなところとか、とても
興味深かったです。
各都市の家族を紹介するエリアを移動する途中に、
数千個もあろうファイルケースで組み立てられた
建物がありました。
建物の近くには、ちょっとした擬似マーケットもありました。
スラム街もありました。 現実的ですね。
各都市の広場を紹介するドーム型のスクリーンも
ありました。 いろんな人たちが集まって、行き来
している様子がみれます。
「学習」エリアでは、数万冊もあろう書物を模した書庫に
おいて、各国、各都市の教育事情を紹介してました。
雰囲気のあるエリアでした。
「城市人館」の紹介は以上です。
正直に言って、このパビリオンは、今回の上海万博では
数少ない意義のあるパビリオンの一つだと思います。
どういう訳だか観覧する人が少ないのが気になります。
時間帯によっては、ほとんど並ばずに入れて、
しかも、中は広々としていてエアコンも効いて
いるので、オススメです。
興味のある方は、是非ご覧になって下さい。