今回は割りと地味なパビリオンをご紹介します。
浦西側のDゾーンにある「世博会博物館」です。
昼間は混んでいますが、6月中旬の夜は空いていました。
入口を入ってすぐのホールで、何故かピカソのゲルニカの映像が。
このホール内では万博の歴史を、スクリーンと前面にあるオブジェ、
ライティングの演出などを組みあわせて、紹介していました。
オブジェの中には1970年の大阪万博の
シンボル「太陽の塔」もありました。
上海万博のキャラクター「海宝」と、過去の万博で採用された
キャラクターたち。 とても可愛らしかったです。
しばらくすると、音楽に合わせて海宝が大勢乗った乗り物が
トンネルのようなところから出てきました。この世界観よく
解りませんが、まぁ、可愛いから許します。
たしか19世紀の第一回ロンドン万博の模様を絵にしたものだと思います。
大阪万博の資料展示もありました。
ココ出し! 幼少の頃、両親に反対されて行けなかった
沖縄海洋博の資料もありました。
各国で開催された万博のそれぞれの代表的なランドマークを
ジオラマにしたもの。
1939年~40年にはニューヨークで万博が開催されましたが、
右の写真には何故かサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ
らしき橋が…。 よく見ていませんが、もしかしたらニューヨークの
いろんな橋のうちの一つかも。
先ほど調べましたが、米国シアトルにあるスペースニードルって、
1962年に開催された「シアトル21世紀大博覧会」の時に作られた
ものだったんですね。 ちなみに隣りの1967年はカナダのモントリオール
で開催された万博の時の写真です。
大阪万博の太陽の塔のリアルなオブジェが
展示してありました。
なかなか本物に忠実なレプリカですね。
フランス・パリで開催された万博の宣伝ポスター。
大きな観覧車があったんですね。ちなみにパリでは
過去に数回も万博が開催されているので、この
ポスターがいつのものか良く解りませんでした。
じっくり見てなくてすみません…。
後半に展示されていた空気チューブの中を上下に動いている
銀の玉。 周りに人がぜんぜんいなかったので、ゆっくりじっくり
鑑賞することができました。
多分いまでも、夕方から夜にかけて訪れれば、そんなに
並ばなくても、中に入ることができるかと思います。万博
のことをイチから教えてくれる、とても勉強になる
パビリオンです。